２００２年５月３１日
ポポロクロイス城にいる魔法使いと話をしていると、思わずおや？と思うことがあります。お城の魔法使いはみんなギルダのことを「ギルダ様」と呼んでいるんですよね。さらにはナルシアについても同様。このことから森の魔女というのは、魔法使いから一目置かれた存在であるということが十分に分かります。魔女というのは魔法使いの中でも修行に修行を重ねた者がだけがなれるものなのかもしれません（もちろん魔法使いなら誰でも修行すれば魔女になれるというものではなく、素質のようなものは必要でしょう）。
では魔法使いと魔女とはどこがどう違うのでしょう？あくまで私見ですが、魔法を使うのに呪文を必要とするのが魔法使い、呪文を必要とせず念じるだけで魔法を使うことができるのが魔女ではないかなぁと考えています。アニメの中で、ナルシアがつぼを使って魔法の勉強をしている場面があります。結局ナルシアはそのつぼを魔法で自在に動かすことができずに空中で止まったままになってしまいますが、そこにギルダが現れてつぼに指先を向けるだけでいとも簡単に動かします。ナルシアはまだまだ森の魔女としての修行中の身ですから、このあたりが魔法使いと魔女の違いであり、魔法使いから一目置かれている理由ではないかと思います。