野菜犬パート2


「よっしゃ食うでー!」


「うふふ、うふふ♪」


「ワシの獲物は渡さへんでー!」


「あ、もうおしまいか・・・」

「よし!」と言った瞬間に待ってましたとばかりに皿に顔を突っ込んでブロッコリーに襲い掛かります。その食べっぷりを見ていると食欲以上に鬼気迫るものを感じずにはいられません。本当にブロッコリーを食べることについて特別なことを仕込んだわけではないんですけどね。口にくわえてはポロッと落とし、あっちにくわえていっては落とし、と床中にブロッコリーの残骸が散らばります。皿の中の大きな塊がなくなると床にちらばった残骸をキレイになめて回収し、それでもまだ何か物足りないのか、空になった皿に顔を突っ込んでは物欲しそうに底を舐め回しています。やはり飼い主に似る?!