12 かけあしの泉の妖精

ピエトロとナルシアがいい雰囲気でいる時に必ずといっていいほど顔を出してはちょっかいをだす、かけあしの泉の妖精、どうやら彼女はただ単にあそこにいるわけではないようです。さて、その正体は?
結論から言えば、彼女は妖精王の娘ナルシアのお目付役ですね。おそらくナルシアがギルダのもとに来て以来、妖精王メディアの指示のもと、ナルシアの様子を見守り、それを報告していたのでしょう。だから妖精王メディアは一度も会ったことのないナルシアの名前を知っていたわけですし、、ピエトロに初めて会った時もピエトロであることが分かり、ナルシアのことを託すことができたのだと思います。
話はさかのぼって1作目。黄金の鍵を使って変身するところをピエトロに見られ、力を失ってしまったナルシア。ピエトロはそんなナルシアを助けるためにかけあしの泉に行き、妖精の力を借りて、千年に一度しか咲かないというソームの命の花を手に入れます。なぜ、このとき千年に一度しか咲かない花が咲いたのか、これは決して偶然ではありません。ナルシアのこと、かけあしの泉の妖精のことを考えれば十二分に説明がつきますね。
きっとこれからも彼女はピエトロとナルシアの事を温かく、そして時にはちょっかいを出しながらも見守っていくことでしょう。

ファミ通「ポポロクロイス物語2」公式ガイドブックより