135 意味深なイラスト

2003年7月5日

 ポポまりのいろんなイラストが今までに雑誌などに掲載されてきました(そのほとんんどはポポロクロイスミュージアムに収録されていますが、一部未収録となってしまっているものがあるのが残念なところです)。思い起こしてみると、ポポロ2が発売されてからの約1ヵ月後(2000年3月頃)に、シュガー&ロケッツのホームページの中で掲載されたピノンのイラストが初めてのものでした。その当時は「あのポポロクロイスの紋章を付けている子供は誰だろう?」とこのポポロ広場の「5 ポポロクロイス物語3の推測」「27 ポポロ3は果たして?」の中にも書かれているように、それはもういろんなことを推測し合ったものです。その後、ピノンとマルコの手を引いて海の上を飛ぶルナのイラストや、岩場でルナの魔法を見て驚いているピノンとマルコのイラスト、あの衝撃の!ピエトロ王のイラストなどなどががネット上や雑誌に掲載され、その度にいろんなことを考えては楽しみにしていたものでした。
さて、数多くあるイラストの中に非常に意味深で、未だにその意味しているところの謎が判明していないイラストが1つあります。それはピノン達3人が地面に寝転がってそれぞれの属性を示す精霊と遊んでいるイラスト。ピノン達の表情は楽しそうに、そして非常にリラックスしているわけですが、その背後には邪悪な闇の影とともに、あたかも闇の影とパプーがシンクロしているかのように無表情で不気味な雰囲気を醸し出しているパプーの姿が描かれています。これを初めて見た時、「あれ?パプーはもしかすると闇(カオス)に属するものなの?」と思ったものですが、ポポまりの冒険を終えてからあらためて見直してみると、やはり満月と新月に象徴されるように月が光と闇の二面性を持ち合わせているのと同様に、月の精霊も光と闇を持ち合わせていることを示しているのではないのかなぁと感じています。光の月と闇の月、ポポロクロイスの世界には2つの月が存在するのではないかとも考えてみたり。
次回作に関する発表はまだありませんが、きっとまたいろんなイラストが掲載されるはず。そのイラストを見ながらあれこれと考えて想像に耽るのは非常に楽しいものなので、早くそんな楽しみが訪れて欲しいところです。