201 波波羅克洛伊斯物語

2005年8月28日

(台湾・香港版ポポロ)

 PSP「ポポロクロイス物語~ピエトロ王子の冒険」の制作をきっかけに、ポポロが世界に羽ばたこうとしています。既に台湾・香港ではPSP版ポポロが発売され、今年10月には北米での発売が控えており、さらにはヨーロッパでの発売も予定されているようです。日本発のファンタジー、ポポロクロイス物語が世界でどのように受け止められ広がっていくのか非常に楽しみなところです♪今回は台湾・香港で発売されたポポロについて、日本版とどのように違うのか比較してみました。
海外版というとその国の言葉に翻訳されたもの、とのイメージがありますが、台湾・香港で発売されているものについては、パッケージ・UMDディスク・音声・字幕・メッセージ全てが日本語のままとなっています。ですから「台湾・香港版のポポロを買えば、外国の声優さんが演じるポポロを見ることが出来る!」というようなことは一切ありません(北米版は発売までに時間がかかっていることからも、おそらく音声は定かではないにしても、字幕やメッセージは英訳されるものと思われます)。
主だった違いを列挙すると、

①ソフトの型番が「UCAS40009」となっている。
②海外向けのため、パッケージ表には「CERO 全年齢対象」のマークがない。
③パッケージ裏のリージョンコード表示が「3」と表記されている(日本は「2」)。
④パッケージ裏にゲームの分類として「角色扮演/RPG」と表記されている(角色=「役」、扮演=「演じる」の意)。
⑤変形A4版4つ折の中国語/英語の簡易マニュアルが同梱されている。
⑥マニュアルの表紙がビニール貼り加工されていて、質感が高い仕上がりになっている。
⑦表表紙裏の一般的注意事項が中国語/英語表記になっている。

となります。
内容全てが日本語のままで、向こうの人が遊ぶのに支障がないのか非常に気になるところではありますが・・・。なお、パッケージは日本語のままでも、通販サイトではちゃんと「波波羅克洛伊斯物語~皮耶特羅王子的冒險」と、中国語(音訳)のタイトルで紹介されています。