205 北米版『PoPoLoCrois』第1報

2005年12月25日

 2005年12月、遂に北米でPSP版ポポロの発売が開始されました。香港・台湾版に続く海外進出第2弾、こうして世界にポポロが広がっていくのは非常に嬉しい限りです♪ ではでは、北米版ポポロはどのような仕上がりになっているのかさっそくチェックしてみることにいたしましょう!

先に発売された香港・台湾版とは異なり、タイトルから裏面の説明にいたるまですべて英語で記されています。また、ゲーム雑誌のレビュー文言だと思われる、
“A fun,old-school RPG with the quirky look of 16-bit sprites fancied up with modern technology.”
“I couldn’t put the game down…There is a slew of console RPGs released every year that aren’t nearly as good as PoPoLoCrois.”
との紹介があります(パッケージ裏面黄色で縁取られた黒文字の箇所)。

次にマニュアルですが、こちらも使われているイラストは日本版と同じものですが、デザインが少し変更されています。


そしてUMDディスクもデザインが異なり、ピエトロとナルシアのみが描かれたものとなっています。
とまぁ、外見的にはこのような違いがあるわけですが、それでは内容的な違いはあるのかというとまだ確認していませんが、まずないものと思って間違いないでしょう。ただ、思いもよらなかった大きな変化がありました・・・全部英語で吹き替えられています。洋画の逆バージョンでてっきり音声は日本語のままで英語の字幕が付くだけかと思っていましたが、マニュアルのクレジットを読むと全員の声の吹き替えが行われてます。まだ冒頭のムービーしか観ていませんが、見事なまでにネイティブな英語となってました(笑)。ということは、ガミガミ魔王が英語で「男のロマーン!」と叫ぶ場面もあったりするわけで、一体どんな感じなのかと想像するだけでワクワクしてしまいます。
ちなみにガミガミ魔王は「A maniac inventor who calls himself a “Devil.”」と紹介されており、思わず「Devilじゃないだろう」とツッコミを入れたくなってしまったりもするのですが、この点についてはまた次項にて。