駒ヶ根ツーリング

今回のツーリングはマスツーリング、といっても4台なのでそれほどマスー!というほどのものでもないですが。ソロだと多少天気が悪そうなら決行して雨に降られようが、もしくは延期してもいいんですけど、全員の予定を確認して日にちを決めるマスツーだと簡単にはいきません。天気は大丈夫なのか、天気が悪いかもしれないのでやめておきたいなら構わないですよー、延期するとしたらどの日程なら大丈夫ですか、などなど気を遣うことだらけ。
この日のツーリングもそんな感じで日に日に予報が変わるので毎日ヤキモキしてました。元々は土曜日に行くところでしたが、完全に雨予報が確定したため、天気予報は雨含みで若干の不安はあったものの、1週間後の土曜日の晴予報に期待するよりは目の前の予報に賭けようということで翌日曜日に変更することに。
土曜日なら次の日は休みだからいいんですけど、日曜日だとそうもいかないので日曜日でもいいですか?と参加者に確認してコンセンサスを得ておくのも幹事の大事な役目です。

途中の道の駅でのヒトコマ。まだ桜が残ってました。

今回の行先と目的は駒ヶ根で、名物のソースカツ丼食べて温泉に浸かってこようというグルメ+温泉の強力タッグな、自分がツーリングを考える時の定番です。それだけだと物足りないので、職場のマスツーだと参加者の中には御朱印集めをしている人がそこそこいることも踏まえてお寺にも立ち寄るコースとなりました。

駒ヶ根ソースかつ丼発祥の地

起きた直後の天気予報は抜群だったんですが、集合場所に着いてみると何やら雲行きが怪しく、予報にも雨マークがちらりほらりと入ってました。朝の予報信じて雨合羽を下ろしてきたんですけどね。
山道ルートは気温はまだまだ低くて1桁台、ここってホントに愛知県?とあまりの田舎っぷりに驚愕しつつ、そんなにタイトでえげつない峠道ではなくほどよいカーブを楽しみつつ、天候もどんよりしていて日差しもなく、やっぱり途中で通り雨のような雹に降られたりと肌寒さを感じ、思わぬ冷え込みにトイレ休憩を何度も挟みながら走ること約4時間、1つめの目的地に到着しました。駒ヶ根ソースかつ丼の発祥のお店と呼ばれている「きらく」です。
混んでいたらもう1つの候補の「明治亭」にしようと思ってましたが、お昼時でも割りと空いていたのでラッキーでした。写真ではくっきり影が写っていて晴れているように見えますが、いわゆる狐の嫁入り状態で雨が降ってました。

ソースかつ丼(上)の図。ノーマルの肉160グラムに対し、こちらは260グラムなので切れ数だけかと思っていたら厚みも違ってました。


ソースかつ丼は大阪の串かつと似た感じがありますね。ソースをたっぷりかけててもくどすぎることはなく、逆に衣の脂っぽさをなくしてコッテリしつつもあっさりという絶妙な味加減なのでご飯が進みます。ツーリング中だから絶対にできませんが、公共交通機関で来てたら間違いなくビール頼んでいたと全員の見解が一致してました。これなら同じメニューをもう1杯はいけます。
美味しかったねーと大満足しながら次に目指すは光前寺。お店から数キロほどの距離なのでバイクならあっという間です。

・・・のはずだったんですけど、馬鹿正直にナビに従って走っていたらお寺の駐車場を通り越して、山奥のペンションの間を通る道路を迷走することになりました。お寺そのものを目的地にしたらナビが全力でそこを目指そうと道案内してくれたのが原因でした。ナビを過信しないor施設の駐車場を目的地に設定する、が今回の教訓です、はい。

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枝垂桜
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ぼちぼちな階段
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三本槍ならぬ三本杉

お寺の前には枝垂桜がずらり。ピークは過ぎていましたが葉桜というほどではなく、ややくすんだ桜色ではありましたが、趣はまだまだ残っていました。この時の天気は本格的な降りではないものの、しとしと降りで傘もささずに長時間歩くには向いていなさそう、というか肌寒いこともあって「早く温泉浸かろうぜー」的なオーラも感じていたので、お寺の参拝はそれほどじっくりではなくほどほどに。
本堂は割と奥まったところにありました。途中には杉並木と光苔、三本杉なんてものが生えていたりして、小雨と相まってなかなかの雰囲気です。夜中に来ると何か出て来てもおかしくなないほどの鬱蒼感もあります。

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霊犬早太郎
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そりゃ見たら買います
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ワンコ入りの御朱印

静岡ではしっぺい太郎として祀られている早太郎ですが、後日、職場でそんな話をしていた時に、「しっぺい太郎って、何と言ってもほら、あれだよね、『うしおととら!』」と懐かしそうに言った同僚は自分と年代の近い昭和生まれの世代でした。うん、そっちか。

とそれはさておき、おみくじ買って御朱印をもらったところで最終目的地である温泉に。向かう途中にソースかつ丼の「明示亭」があったので1人だったら寄りたかったところですが、提案したところで確実に却下モノですから後ろ髪引かれる思いで断念しました。次に千畳敷カールを見に来る時の楽しみに残しておくことにいたしましょう。

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またの名を早太郎温泉

南アルプスを眺めながら浸かれる露天風呂が売りのこの施設の正式名称は「信州駒ヶ根高原 早太郎温泉 こまくさの湯」。兎にも角にも早く温まろう、ということでオッサン連中4人でドボン。露天風呂に浸かってしゃべっているうちに空を見ると雨、というよりは限りなく雪に近いものが降ってます。
この中を帰らなきゃあかんのかぁと思いつつも、ここまで来てしまった以上は土砂降りになろうが槍が降ろうが帰るしかないわけですからどうってことはありません。大粒の雨ではないのがせめてもの救いです。

みんなして温まりながら、「こうやって温まるのはいいけど、帰る途中に冷えるんだよね」、「こないだ富士五湖巡りして温泉入った時にも言ってたじゃん」、「わざわざ寒い思いして温泉浸かりに来て、また寒い思いして帰るんだから我ながらに物好きだよね」、などなどまさにマッチポンプを自覚しながらもやめられないバイク乗りの性というのはどうしようもないです(笑)。

帰りのルートは雨あり、風あり、寒さあり、でも最終的には晴れ上がり、と目まぐるしく変わる天候に翻弄されながらも充実できたと大満足な1日になったのでありました。

青森目指す3泊4日位の夏季ツーリングと毎年恒例のホテル浦島ツーリングの予定もどうやら立てなくてはならないようで、コースを先導して気苦労しなくて済むよう、たまには誰かツーリング企画してくれー!と思わなくもないんですが、そういうお膳立てもまた自分の性なんだろうなとしみじみ。