星空キャンツー in 阿智村

緊急事態宣言がようやく解除されたということで行ってきました、ソロキャンツー。本当は何人かで行く予定だったんですけど前日の午後に「行けなくなったー!」と連絡が入ってしまい、キャンセルするのも勿体ないですし、台風一過で雲もなく星空を拝めそうなベストコンディションだったこともあって1人で使うには割高な料金でしたが、せっかくなので行ってきました。今回の行先は、星がもっとも輝いている場所として1位に認定された長野県阿智村にある「自然学舎キャンプななつ星」、標高約1,100メートルに位置し、近くには昼神温泉もあるという好ロケーションです。
さぞかし涼しいかと思ったら日中はカンカン照りで日差しが暑かったです。蒸した感がなかったのは幸いでしたけどね。

テントとタープを設置して炭火を起こしたところで晩御飯の準備開始です。北海道には豚肉の焼き鳥=室蘭焼き鳥がある、という話を聞いて物は試しにと塩とタレで作ってみました。作るといっても肩ロース肉切ってタマネギ切って竹串に刺すだけなんですけどね。これを炭火で炙りながらビールを飲みながら楽しもうという算段です。これでまずくなるわけがないだろうという当たり前の結果でしたが、すこぶる美味しかったです。鶏肉のあっさりとした焼き鳥と違い、豚のこってり感とタマネギとの相性がバッチリでした。名古屋でもねぎまと言えば豚とネギが刺さってますが、このねぎまのネギがタマネギに変わったのが室蘭焼き鳥と言えましょうか。タレも香ばしくて美味しいですけど、肉とタマネギの旨味をストレートに味わえる塩の方がより一層美味いです。ビールが進んだのは言うまでもありません(笑)。写真の上には竹串に刺したしいたけも映ってますが、しいたけは刺さずにそのまま網で焼いた方が手っ取り早いです。串モノの後には牛ホルモンを焼き、炭火がキャンプファイヤーになったのはお約束。

ご飯を食べつつ、お酒を飲みつつしているうちに暗くなってくると待望のスターウォッチングの時間です。キャンプサイトが林間にあるので少し歩いて開けた場所に出で見ると・・・満天の星とはこのことか!言わんばかりの見事なまでの星空です。街灯も街の明かりもなく、台風一過で雲一つなく空気も澄んでいるのか、地元では見たことのない数の星が頭上に輝いてました。なんとなく「VM JAPAN」の星落としという言葉を思い出してもみたり。

blank
blank

一眼レフで撮ってみましたが、わざわざカメラと三脚を運んできた甲斐があったというものです。肉眼で見える星だけでも迫力ありましたが、こうして機械の眼を通してみるとさらに凄い。普段は明るく輝いている星しか見えていませんけど、頭上にはこんなにも星が輝いているんですよね。金子みすずさんの「星とたんぽぽ」は昼の星のことを詩ってますが、夜の星も見えぬけれどあるんです。
太陽系の地球のように、こうした星々にも惑星があって地球と同じように生物がいる環境がどこかにあるのが当たり前のように思えて仕方ありません。地球人も数ある宇宙人の一種なんです、きっと。

この星空を見られただけで今回のキャンプは1人でも来てよかったと思います。というか予定通りにグループで着てたら飲む方に振り回されて、ここまでじっくりと星空を堪能する時間はなかったかもしれません。

blank

十二分に星空を堪能したあとには視点を空から地上に戻してこちらを堪能です。食材を買い出したスーパーで地元の下條村産のリンゴのワインが売っていたので買っておきました。口当たりよくするっと飲めるので度数を確認したら6.5%だったので安心して空けられます。

blank

日中は暑かったものの、流石に日が落ちて夜が更けると長袖を着込んでも寒いくらいなので、焚き火がいい具合に暖かいです。鉈も何も持ってこなかったので薪を丸々放り込んでましたが、次回はちゃんと用意して程よく炎が上がるようにしたいところです。遠赤外線でもしっかり暖かくはありましたけれど。
明け方の最低気温は12度だったようなので、寝袋にくるまってても途中で靴下をはかずにはいられないほどに寒かったわけです。寒暖の差には要注意ですね。

blank
blank

翌日は昼神温泉に浸かり、おそばを食べて帰ってきました。お店の一番人気で店の名前にもなっている品。3人前というわりには少ないんじゃない?と思っていたら結構食いでがありました。勢いにまかせてきのこのかき揚げ頼んでいたらキャパオーバーになっていたことでしょう。

ということで美しい星空を楽しむことが出来た素晴らしいキャンツーなのでありました。

ただ、バイクでこのキャンプサイトを使うのはあまりオススメできません。管理人さんも雰囲気も設備も申し分ないのですが、とにかく場内は悪路です。でこぼこが多い砂利道&坂道でマフラーの底が地面でこすれます。道幅もあまりないので低速走行必至で砂利にハンドルを取られやすいので、パニアケースとトップケースにキャンプ道具を満載しているCB1100EXには厳しいものがありました。もっとも砂利道を走り慣れていないのと、そうした道の走行スキルが低いという事実はなきにしもあらずです。

右折した先に、「ここ通ったら間違いなくマフラーするよね?」という深い溝があるので突っ込むのに躊躇しましたが、Uターンできないので意を決して突貫しましたが、溝を越えたあともなかなかスリリングな道が続き、無事にキャンプ場を出られた時には脇の下にイヤな汗が流れてました。

大事なことなのでもう一度言いますが、バイクで走行するには車種を選ぶと思われるだけでキャンプ場自体は申し分ないです。アドベンチャーバイクに乗り換えたらもう一度目指します。